早すぎ?遅すぎ?言い方で後悔しない!自分にベストな職場への妊娠報告

しごととキャリア

職場への妊娠報告のタイミングって、めちゃくちゃ悩みの沼ですよね……。

nipapa
nipapa

・妊娠初期だから誰にも相談できない
・ネットで調べても「安定期の人が多い」という一般論しか出てこない
・誰かの体験談は、自分のケースには当てはまらない

nipapaは悩みに悩んだ末、心拍確認の前の妊娠5周目に上司へ報告しました。結果的に私とってはベストなタイミングでしたが、伝え方には後悔も(涙)

この記事ではnipapaの体験談だけでなく、みなさん自身がベストなタイミングを見極めるためのワークシートと、後悔しない伝え方のチェックリストまでご紹介します!

妊娠5週目で報告!nipapaにとってベストなタイミングだった理由

私がこのタイミングで妊娠報告をした理由は以下の通りです。

・研修の講師をする予定があった
・出張の予定が2件あった
・かくし続けること自体がストレスだった

研修講師という、急な体調不良の時の代わりがきかない仕事があったこと。
更に医師から長距離移動を控えるよう言われていた中、出張の予定が2件あり、うまく避けることができなかったこと。
この2つが特に大きかったです。
このタイミングで後悔はしていませんが、よかったこと・伝え方で後悔したことがあります。

よかったこと:妊娠初期に「体調不良で休みます」と言えた

つわりの初期から「体調不良で休みます」と言えたこと。これに尽きます。細かく体調を説明しなくても、「体調不良で….」だけで説明が済むのが精神的にとても楽でした。

妊娠報告せずにつわりを迎えていたら、きっとものすごくストレスを抱えていたと思います。

nipapa
nipapa

・妊娠初期に無理をして流産になったらどうしよう…
・仕事で迷惑かけるのは申し訳ない…
・会社になんて連絡をしたらいいんだろう…
・今日休んだとして、明日元気になるとは限らない…

妊婦が100人いたら100通りの体調変化があり、明日の体調は誰にも予想できません…。普段の体調不良のように「これくらい休んだら回復するだろう」が分からない、そして、毎日毎週はじめての体調変化がある状況の中、かくしたままで仕事を調整する難易度の高さを痛感しました…。

後悔したこと:不安な気持ちや、情報共有の範囲を伝えていなかった

妊娠がわかった時のnipapaは、「とりあえず妊娠の第一関門を突破したのか…!」くらいの気持ちでした。まだまだ流れる可能性も高い時期なので、期待しすぎないようにしていました。
そんな中での妊娠報告。上司の悪意ないリアクションに、複雑な気持ちを抱えることになりました。

とにかく手放しで大喜びされた
おめでとう!の嵐に、私の気持ちがついていかず……。
▶「まだダメになる可能性も高いので、不安のほうが大きいのですが」と前置きすればよかった。

「ママは無理しなくていいんだよ」
優しさ100%の言葉なのに、まだ妊娠の実感すらないので困惑……。
▶「気遣いはありがたいけど、ママと呼ばれるのはまだ気が重いです」と正直に伝えた。

報告後、上司の身内に共有されていた
親や友達よりも先に上司に報告していたので複雑な気持ちに……。
▶情報を共有する範囲は、その場でしっかり握っておくべきだった。

どれも、相手にはまったく悪気がありません。悪気がないからこそ、私の伝え方次第で回避できたものばかりでした。妊娠初期の気持ちは本当に人それぞれで、察してもらうことは難しいです。「妊娠初期なんだから当然でしょ」と思いこまないことが大切です。

いつ報告する?自分にベストなタイミングを見極めるワークシート

赤ちゃんや体調への不安、仕事への影響、話すストレス、かくすストレス……。妊娠報告には、いろんな要素が絡み合っていて、これが判断を難しくしている原因です。
そこで、その要素を全部並べたワークシートを作りました!3つの時期それぞれに、1〜10点で点数をつけてみてください。妊娠報告に正解はありませんが、自分の状況と気持ちを可視化して整理することで、納得感をもって判断することができます。

⚠️週数や体調の見通しは一般的な目安です。ご自身の経過については、必ずかかりつけの医師にご相談ください。

記入項目発覚〜
心拍確認
妊娠初期
※一般的なつわりのピーク
安定期
妊娠週数の目安〜8週目9〜15週目16週目〜
産休までの期間約6ヶ月約4〜6ヶ月約4ヶ月
事実|代わりのきかない or 大きな仕事有/無有/無有/無
事実|体調・通院による仕事への支障 /10 /10 /10
事実|体への負荷(立ち仕事・長距離移動) /10 /10 /10
気持ち|上司に話すストレス /10 /10 /10
気持ち|上司にかくすストレス /10 /10 /10
気持ち|メンバーに話すストレス /10 /10 /10
気持ち|メンバーにかくすストレス /10 /10 /10
週数はあくまで目安です。「産休までの期間」は、産休前に有給を使う場合はその日数を足して考えてください。1行目は有/無、それ以外は10点満点で記入を。

体調による仕事への支障を予想するのは難しいですが、体調が読めないのは病院も会社も同じこと。正確さより、今の自分がどう考えているかを優先して書いてください。

妊娠報告される側の”ウラ側”を知っておく

上手な伝え方は、その後の自分の業務調整にも有益にはたらきます。大切なのは、自分の要望ばかりを伝えるのではなく、相手の立場や状況を理解して配慮あるコミュニケーションを取ること。nipapaの経験を元に、妊娠報告を受けた上司やメンバーの裏側をお伝えします。

上司のタスクは急ピッチで進む

人事をしていると、妊娠報告を受けた上司たちの動きを目にすることが度々あります。
上司の責任は、「組織に求められている成果を達成すること」にあります。
たとえ妊娠初期に報告を受けたとしても時間が足りないくらい、上司は急ピッチで様々な対応をすることになります。

  • 本人への配慮:体調や本人の希望を踏まえた業務の調整や働き方など
  • 体制のリカバリー案:上司はさらに上の上司に、今後どのように組織内の業務を調整するのか提案する必要があります。提案に基づき、以下を実行していきます。
     ・チームメンバーへのフォロー:伝え方や、今後の業務量や引継ぎについて
     ・要員の調整:必要なら人を動かす、採用する、業務そのものを減らす

たとえば、引継ぎ自体にかかる時間が3ヶ月であったとしても….
そもそも誰にどの業務を引き継ぐかの調整に数週間、他組織に人員を要請する場合は数ヶ月〜半年かかります。妊娠後期(産休前の1ヶ月ほど)は体調を崩しやすい人も多いので、余裕をもって引継ぎを終わらせようと思うと、更にスケジュールはタイトになります。

周囲のメンバーの負担や準備

nipapa自身、産休に入る先輩の後任になったことがあります。先輩の体調を第一にしっかりと引き継げるよう、自分なりにリカバリー案や業務の改善案を考えました。
そのことを迷惑だと感じたことは1回もありませんでしたし、業務調整の責任はもちろん上司が担っていましたが、「妊娠・産育休のリカバリーを思案するのは上司だけではないということを学びました。

チームメンバーとの関係性にかかわらず、メンバーにも業務の面・気持ちの面で準備の時間が必要になります。過度に申し訳なさを感じる必要はないと私は思いますが、どう配慮や調整をすればお互いが気持ちよく仕事できるか、配慮は必要です。

後悔しない!妊娠報告の伝え方(例文つき)

妊娠報告の伝え方チェックリスト

妊娠報告を受ける側の事情も踏まえたうえで、自分にも相手にも配慮した伝え方チェックリストを用意しました。自分がイメージしている伝え方に要素が入っているか、チェックしましょう!

チェックリスト例文
なぜこのタイミングで伝えるのか、その理由「安定期に入ってからお伝えするか迷ったのですが、来月の出張をどうするか判断が必要なので、今の段階でお伝えします」
業務に支障がでると思われること、どんなサポートがあればできそうかNG:「◯◯ができないので、サポートをお願いします」
OK:「△△のサポートがあればできそうです。お願いすることは可能でしょうか」
※安易に「周囲はサポートして当然」と思って話してしまわないよう、注意しましょう。
情報共有の範囲や時期「他のチームメンバーには◯週目までは伏せておきたいです。業務調整のスケジュールもあるかと思いますが、可能でしょうか。」
周囲にどんな配慮が必要か「私からお願いしたいことをお伝えしましたが、チームのみんなのために私にできること、配慮すべきことはありますか?」

このリストは、最低限必要な要素を組み込んだものです。nipapaはこのことだけで頭がいっぱいで、後悔することになってしまいました。必要に応じて、自分の気持も伝えることをおすすめします。

コツは、業務上必要な配慮と自分の気持ちを分けること

まずは、チェックリストのような業務上必要な配慮と自分の気持ちを分けて整理することが大切です。例文を見ていただくと分かる通り、自分の気持ちを話すことは、業務調整上必須ではありません。ですが、お互いの理解が深まるほど、悪意のないコミュニケーションミスで傷つくことも少なくなります。以下に、nipapaが上司と相談しておけばよかったと思うことをまとめておきますので、どこまで自己開示して大丈夫か自分の心に確認しながら、参考にしてください。

妊娠に対する自分の気持ち 〜nipapaの場合〜
・妊娠の実感はまだなく、嬉しさよりも不安が大きい。
・体調によって協力をお願いする場面はあるが、”ママ”と呼ばれるのはまだ気が重い。

仕事に対する自分の気持ち 〜nipapaの場合〜
・できる限りこれまで通り任せてほしいし、成果も出していきたい。
・業務量を減らす配慮ではなく、どうすればこれまで通りできるか一緒に考えてほしい。

自分が納得したタイミングで、気持ちいいコミュニケーションで伝えよう

nipapaが妊娠してから痛感したことの一つ、それは”ストレスが体調に直結する”ということです。妊娠中の体調は赤ちゃんと一心同体。自分の納得できるタイミングで、そして自分も会社も気持ちのいいコミュニケーションで妊娠報告することが、まわりまわって赤ちゃんのためにもなるんじゃないかな、とnipapaは思います。
悩める妊婦さんがより少ないストレスで妊娠報告できますように!応援しています!

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